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温泉美人トマト®の魅力を探る

更新日:2023年7月6日



静岡県焼津市の旅館 蓬莱荘の温泉水で育てた温泉美人トマト®。

生産者の望月美佐さんにお話を伺いました。




(写真:ピオニエス株式会社)




温泉美人トマト®を栽培することになったきっかけを教えてください。



東日本大震災で遠く離れた焼津でも旅館のキャンセルが相次いで、その年のGWまでお客様の予約は戻ってこなかったです。また同じような事が起きた時にサービス業だけでは家業が成り立たないかもしれないと思い、経営資源を見直し、所有する温泉をもっと活用できないかと考えました。


自家源泉の温泉を入浴以外に活用できる方法はあるのかを模索してたどり着いたのが農業です。そして温泉水の効果を一番感じられる作物がトマトでした。





温泉水でトマト®を作るうえで一番大変だったことは?



農家でもなく、農業経験のない私がトマトを栽培、販売するということ、しかも温泉水を使った栽培は前例がないと言われ、取り合ってもらえなかったです。スタートラインにも立てていないと感じた時が一番大変でした。



(写真:ピオニエス株式会社)




温泉美人トマト®を生産、販売するうえでゆずれないポイントはありますか?



通常は緑色から少しオレンジ色になったくらいで収穫出荷し、出荷先のスーパーなどのバックヤードで色づいてから店頭に並びますが、温泉美人トマト®は一番美味しい完熟の状態の少し前のものを収穫、出荷しています。



(写真:ピオニエス株式会社)


生産者の望月さんからみた温泉美人トマト®の一番の魅力は?



入浴以外にも、形を変えて「温泉」を楽しんで頂けることかと思います。


温泉の新たな価値を楽しんでもらえたら嬉しいです。生食トマト以外にもシャーベットやジャム、チョコレートなど遠方の方にも楽しんでいただける商品もございますので、ぜひお試し頂きたいです。



望月さんのおすすめの食べ方、食べ合わせ方は?



常温の生食が一番味わいを感じて頂けると思います。少し柔らかくなったトマトは冷凍しておき、加水せずミキサーでスムージーにすると夏場はクールダウンできておすすめです。




女性だからできたと思うこと、苦労したと思うことは何ですか?



保守的な地域で女性が新しい事をはじようとすると、言葉や態度で故意に傷つけようとする人たちが一定数いたのはとても残念でしたし、悔しい想いもしました。


「女のくせに」「女なんだから」と性別で判断されてしまうのは非常にもったいないことだと感じています。農業資格も取得し、実際に温泉美人トマト®栽培をしている私の挑戦を見てくれた人たちは本気度を汲みとって、応援してくださっています。




今後目指すところ、理想は?



「温泉の新たな価値を見出すをミッションとしています。」現在は温泉美人トマト®の栽培以外にも、ペット分野におきましても麻布大学との研究のもと特許を取得し、ペット用の温泉水ミスト「テルマリズムアクア」の商品化しました。


今まで活用できていなかっただけで、温泉には多くの可能性があると感じています。

旅館業も含め、温泉を活用した事業が地域の基幹産業として、地域が盛り上がっていくような取り組みにしていきたいと考えています。




(写真:ピオニエス株式会社)





震災を機に旅館の温泉を何かに利用できないかと考え辿り着いたトマトの栽培。農業は未経験、温泉を使った栽培方法、何もわからないところから始まった望月さんの挑戦ですが、今や色々な企業とコラボし新しいトマトの楽しみ方を発信したり、新たな温泉の活用方法としてペット用の温泉水ミストを開発したりと日々新たな事に挑戦し続けています。



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ピオニエス株式会社


温泉美人トマト®







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