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うしづまチーズ工場の魅力を探る

更新日:2023年6月7日



(写真:うしづまチーズ工場)


もともとはオーナー松下さんが音楽フェスなどの野外フェスでステーキやハンバーガーの移動販売をしていたのが始まり。固定店舗を持つ時に何か看板商品をと、オーナー松下さんの乳製品好きと、以前から販売していた牛繋がりということもあり、チーズが思い浮かんだそうです。そこからチーズを作る機械の方との出会いがあり、話を聞くうちに奥深さに興味を持ち、そこから本格的にチーズ作りが始まりました。それがうしづまチーズ工場の原点。





うしづまチーズ工場が工房を構える静岡市牛妻地区の魅力




店長 諸田さんに、この土地にお店を構えた経緯とこの牛妻という土地の魅力について伺いました。



牛妻という地にお店を構えた経緯を教えてください。


ほんとにご縁としか言いようがないんですが、チーズ作りを始めようとなって場所を探した時にやはりローケーション的にもいい場所を探していました。街中というよりお客様に特別感を味わっていただきたくて自然が身近にある郊外で探していたんですけど、その時にたまたまこの場所に出会ったという感じです。いいなと思ったのがこの牛妻だったんです。(店長諸田さん)


牛妻という土地の魅力はどんなところですか?


1番は自然ですかね。特別何かがあるわけではないんですけど、普段の喧騒から離れて現実感から抜け出せるというか、そこをお客様に魅力として感じていただきたいです。街中からは離れていますが少し足を運ばないといけないというところにも特別感があると。あとは、地域の方も暖かく接してくれるところですね。目の前に小学校もあるので、こんにちはと通りかかって遊びに来てくれる。人との繋がりが濃い。そこが魅力ですかね。(店長諸田さん)


地名に“うし”がつくこの地は「うしづまチーズ工場」さんにとってまさにチーズ作りに適した運命の地だったのかもしれません。






自慢の手作りフレッシュチーズ 原材料へのこだわり


(写真:うしづまチーズ工場)


美味しいチーズを作る要、原材料にもこだわりが。チーズ作りに欠かせない生乳は掛川の酪農家さんのジャージー牛の生乳を使っています。以前はホルスタインの生乳を使っていたこともあるそうですが、ジャージー牛の生乳の方が、脂肪球が多く、濃厚でミルク感が強くなるんだとか。チーズ作りは原材料も作り方もシンプルですが、それにより職人の腕がとても重要です。牛の状態により生乳の成分も変わってくるため、職人の目で見極め、作る時間などを変えているといいます。特に難しいのは熟成系のブルーチーズとカマンベール。この2つはカビを使って熟成させているため外気温などに左右されやすく、カビの発生にどれだけの影響があるかなど、職人の経験と勘が必要になってくるそうです。常に同じ味を提供することができるのも、職人の目があってのこと。原材料へのこだわりと職人の目があってこそ、うしづまチーズ工場のナチュラルチーズが作られています。






うしづまチーズ工場の想いと目指すところ


「当たり前に“この街にはこのチーズ”というチーズを食べることも作ることも当たり前の世の中になっていってほしいなと思っています。」と店長の諸田さん。今回、チーズのお話を聞いて興味深かったのはその土地の気候、水、そして何より作る人によって味が全く変わるのが手作りのフレッシュチーズだということ。諸田さんの言う“この街にはこのチーズ”がまさにこのことなのではないでしょうか。うしづまチーズ工場は日本中の食卓に当たり前のようにチーズが並ぶ時代が来るように、静岡に、全国に、チーズ作りやチーズの魅力を伝えるため、催事やイベントにも積極的に参加されています。


(写真:うしづまチーズ工場)


うしづまチーズ工場

〒421-2106 静岡市葵区牛妻 538-1

TEL 054-294-9300


 



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